好きな異性との会話のネタに悩むあなたへ「話すだけで恋に落ちる会話とは?」
以前、「関係を進展させる方法とその順番」についての記事を書きました。
その記事では、「相談事」「プレゼント」「デート」などの行動をどんな順番に行っていくと親密になれるのかを調査していました。
今回はその会話版!!
「決まった話題を順番に話すだけで恋に落ちる研究」としてネットでは結構有名な1995年のアーサーアーロン教授の研究です。
これを読んで話題に困ることをなくして、会話で自然と親密になりましょう!
恋に落ちる36の質問
この研究では
- 1問ずつ男女が交代に質問を読み上げる
- 質問を読み上げたほうが先に解答しそのあとにもうひとりが解答する
- 質問はとばしてはいけない
- 36個の質問が終ったら2~4分見つめ合う
以上の4つのルール通りにするだけで、実際に恋が芽生えたらしいのです。
36個の質問は12個ずつ3段階のレベルに別れています。
実践では…
実際に使う場合の注意事項!!
- 各レベルから3~4つずつ選んで質問していくのがおすすめ!
- 質問して答えてくれたら、その答えに対して質問をしていく(なんで?どうして?どこが?きっかけは?)というのを繰り返していく
- 相手が「あなたは?」と質問し返してくれないタイプの場合、質問しにくい内容の場合は最初の方は「私は~と思うんだけどあなたはどう思う?」と先に自分の話をしてしまいましょう。
- お互いが話すという流れができはじめると相手も「あなたは?」と聞いてくれるようになります。
では、質問を見ていきましょう。
レベル1「自己紹介が終わって、もっと仲良くなりたいとき」
- 世界の誰でも好きな人をディナーに呼べるならだれを呼びたい?
- アナタは有名になりたいと思う?
- 電話をかける前に何を話すかリハーサルすることってある?
- あなたにとってパーフェクトな1日とはどんな日ですか?
- 最後にカラオケに行ったのはいつですか?
- 30歳の肉体か、30歳の脳のどちらかを一生保てるとしたらどちらを選びますか?
- 人生の最後をどんなふうに迎えたいですか?
- 自分と相手の共通点を三つ探し出してください
- 今までの出来事の中であなたがもっとも感謝していることは?
- 過去を変えられるとしたら何を変えたいですか?
- 4分で今までのあなたの人生についてなるべく詳しく語ってください。もしくは三部作で語ってください
- 特殊能力が一つ手に入るとしたらどんな能力が欲しいですか
レベル2 価値観に触れてお互いのことを理解できる質問
- 未来のことがひとつだけわかるとしたら何を知りたいですか
- 夢はありましたか?それはなぜ実現できなかったのですか?
- 人生で一番大きな成果は何だった?
- 友情を保つうえで一番大事なのはなに?
- 一番大切な思い出は?
- 最悪の思い出は?
- 一年後に死ぬことがわかったらどうしますか?
- あなたにとって友情と花に?
- 愛、愛情って何?
- 相手の長所を5つ挙げてください
- 家族と仲が良いですか?子供時代は楽しかった?
- お母さんとはどんな関係ですか?
レベル3 ここまで話せたらもう仲良しこよし!
- 私達はで始まる文章で今の状況を三回描写してください
- 共感できる人が欲しいと思いますか?何に共感してほしいですか
- もしも、今話している相手と恋人同士になるとして、相手に知っておいてほしいことは何?
- 相手の良いところは何ですか?初対面の人には言わないようなことを上げてみてください
- 恥ずかしかった体験を話してください
- 最後に人前で泣いたのはいつですか?一人で泣いたのはいつですか?
- 相手のどんなところが好きですか?
- 今、一番深刻だと感じていることは何ですか?
- 今夜死んでしまうとして、あの人にこれを言っておけばよかったと思うことはありますか?あるならそれはどんなことですうか?
- 家が火事になってしまいました。命のほかにどうしても持ち出したいものを一つ上げてください
- 家族の中で誰の死が最も悲しいですか?
- 自分の悩みを打ち明け、相手からアドバイスを受けてください。その悩みを抱えているあなたがどんな気持ちでいるのか、相手に創造描写してもらってください
まとめ
実際に使う場合は
質問のあと2〜4分目を合わせるには
「3分間で目をそらした回数が多いほうが負け」みたいなゲームをやるくらいしか浮かばないので難しいかも…
ただ質問からの会話で確実に親密になることはできるでしょうからぜひこの中から話題を使ってみてください!!
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参考文献
Arthur Aron (1997) The Experimental Generation of Interpersonal Closeness: A Procedure and Some Preliminary Findings, Personality and Social Psychology Bulletin, vol. 23, 4: pp. 363-377.