浮気はどこから?を調査した結果「浮気のボーダーラインと性差」
浮気はどこから?
そんな価値観の違いで恋人と喧嘩したことがある人も多いのではないでしょうか
ちなみに僕はそれで何度も何度もめちゃめちゃにもめたことがあります。
お互いの主観で話し合っていてもしょうがないので、客観的なボーダーラインを引いてくれーーって思ってました。
そこで今回紹介する
摂南大学牧野幸志教授の2011年の研究では
大学生200名に「浮気はどこから」と調査したものです!
過去の交際状況
恋愛経験
最初に、この調査では恋愛経験がある人の割合も出しています。
付き合ったことがある大学生は全体の68.5%
男女別にみると男性59.4%、女性78.7%でした
え、、、女に比べて男ひっくう!!!
一部の男がいろんな女と付き合ってるってことか…
いきなり辛い現実すぎて草も生えません
別れ経験
全体で63%
男性52.8% 女性78.7%
うーーん、まあ付き合った経験が多いんだから別れた経験も多いってことですな
そしてここからがこの研究のメイン!!
浮気のボーダーラインです!
結果発表!
浮気の判断基準の分類
「浮気である」「どちらともいえない」「浮気でない」の三段階で、様々な質問を答えてもらいました。
異性に挨拶、異性と立ち話などでは95%以上の人が「浮気でない」と判断しましたが
「異性と二人きりで歩く」「誕生日のプレゼント」「用もないのに電話」で「どちらともいえない」が30%以上になって判断が分かれるところとなりました。
「2人で食事」「2人で映画」までくると
50%弱の人が「浮気である」と判断し、
「浮気でない」と判断した人は20%弱まで下がっていました
そして手をつなぐでは70%程度の人が「浮気である」と判断しました
さらに
「2人で旅行」「抱き合う」「キスをする」では
80~90%以上が「浮気である」と判断しました
うーーんまあまあ納得のいく結果じゃないでしょうか。
「異性と二人きりで歩く」「用もないのに電話」「誕生日プレゼント」
この三つを許せるか許せないかが「嫉妬深い、浮気に厳しい」をわける境界線になるんでしょう…
ちなみに僕は全部ちょっと嫌なので、束縛が厳しいタイプなのかも
いや、ちょっとですけどね(´・_・`)
たぶん以前記事で書いた不安タイプの人、要するにメンヘラ系の人はこういうのが嫌な傾向にあると思うのです。
僕はめちゃめちゃに不安タイプなので、しょうがないんです。
気を取り直して続きにもどります
浮気態度
浮気に対する態度を4つにわけました
あこがれ(浮気にあこがれるなど)
積極的な容認(浮気から生じる真実の愛もあるなど)
消極的な容認(浮気は本能だから仕方ないなど)
否定的(浮気は恋人への裏切りなど)
すると当然、全体的に否定的が高くなっているのですが、
女性よりも男性のほうが浮気へのあこがれは高いことがわかりました。
さらに浮気への意思(浮気願望、興味関心)も男性のほうが高いことがわかりました。
これは以前の記事で、男性のほうが浮気回数が多いというものを紹介しましたが
その理由はもしかすると男性はあこがれや興味関心、願望が強いため、何度も繰り返してしまうのかもしれません。
ちなみにこの研究では恋愛経験や性経験がある人によって浮気の意思が異なるかを調べたところほとんど何も違いが見られませんでしたが、唯一違いが見られたのは少しですが、性経験のない人よりも性経験のある人のほうが浮気への意志が高い傾向が見られました
つまり、逆にいうと経験がない人は浮気の意思が小さい傾向にあるということ。
ということは「経験がない方が一途」という可能性があるのです。
経験がない人の良さは「浮気しない」ということなのだとしたら経験がない人の方がいいかも…
まとめ
・浮気のラインは「二人きりであるく」「誕生日にプレゼントする」「用もないのに電話」この3つ!
・2人で食事、映画あたりからはアウト!!
・男のほうが浮気願望つよめ
最後に
「浮気のボーダーラインを多くの人がどう思っているのか」というのはカップルの間でも重要なことだと思います。もちろん二人の関係性によって二人で話しあって、約束事として「何をされたらいやなのか」といったことを共有しておくのが一番ですが、その話し合いの際にも「一般的にはこういったことが嫌だ」という知識をもっておくとお互いに配慮をしながら話し合いができるのではないかと思います。
また、男性のほうが浮気願望などで女性よりは高かったのですがといっても大した数字ではなかったので、浮気はみんな大体嫌いというのも事実です。浮気でもめないためにもこの研究結果を参考にしてみてください。
参考文献
牧野幸志 青年期における恋愛と性行動に関する研究(2)ー浮気の判断基準と浮気に対する態度ー 2011 経営情報研究,19,41-56