メン恋ぶろぐ

恋愛心理学とファッションのブログ

いつも辛い恋を選んでしまうアナタのために

以前書いた3つの恋愛タイプの不安タイプの人

 

不安タイプの人は

「メンヘラ」「重い」なんて言われてたり自分が不安タイプであることに悩んでいる人が多いです。

傷つきやすく、繊細でそれなのになぜか振り回されるような人を恋人に選んでしまい辛い思いをしています。

 

そんなあなたが幸せになる方法がテーマです。

 

もし、まだ自分の恋愛タイプを知らない人は以前書いた記事に診断方法を載せているのでやってみてください。

 

menkoiblog.hatenablog.com

 

今日のメニュー

 

 

敏感すぎる愛情システム

まずは「愛情システム」というものの説明をします。

これは自分が安全で、パートナーが自分を助けられる状態にあるかどうかを常にモニターする脳のメカニズムです。

 

不安タイプの愛情システムは超敏感で繊細、恋愛関係の危機をすぐに直観的に察知します。

「二人の関係に陰りが見えます!」

と警告が出ると愛情システムはオンになり、「私たちの関係は大丈夫」と恋人から明確に示されるまで警告音が鳴り続けてしまいます。

 

もちろん安定タイプ、回避タイプの人にも

愛情システムはあるのですが、

不安タイプの人はめちゃめちゃ敏感なのです。

 

実際に敏感で、冷静な時には不安タイプの人は他人の感情の変化を正確に読み取る能力が高いことがわかっています。しかしヒステリックになっているときは大体結論を早めてしまい間違っているのですが…

 

愛情システムがオンになったときになんとか親密さを取り戻そうとして様々な考えがあたまに浮かんできます。

「パートナーのことを考えて他のことに集中できない」

「相手をむやみに過大評価し、自分の才能やスキルを過小評価する」

「自分は特定の人しか好きにならない。今の人とダメになったらもう次のチャンスはないと考える」

「相手はきっと変わってくれるはず」

 

いつもこんなことを考えていてたまに「やっぱり二人の関係は大丈夫だ」と安心してまた少しすると同じサイクルを繰り返す泥沼にはまっている人も多いのです。

 

さらに悪いことに、こういった状態をどうにかしようとして、恋人の注意を引こうとして間違った行動をしてしまうことがあります。

「わざと距離を置く」

「仕返しをする」

「別れると脅す」

「嫉妬させる」

「冷たい態度をとる」

しかしこんなことをしても2人の関係は良くなるどころか悪い影響を与えるに決まってます。

人は相手と関係が悪くなってしまうとそれを取り戻そうとする性質があります

だからその気持ちは仕方ないことです。

実際すでに別れた過去の恋人を思い続けて苦しむことも多いのはこの性質のせいです。

しかし不安タイプのあなたにはその傾向が強すぎるのです。

それは不安タイプの人は特にネガティブな感情をなだめる部位があまり活発ではないためです。

愛情システムがずっとオンになったままになりやすく、「頭ではわかっているのだけど気持ちがついてこない」ということが起きやすいのです。

 

ですが、先ほども言ったとおり、こうした考えや行動は二人の関係にネガティブに働くことが多いですから

「自分の愛情システムがオンになってる」

「最近、敏感になってる」

「この行動をしても何になるんだろう」

と自分で気づいたときにはすぐに友達に相談したりして止めましょう!

 

ちなみに失恋や忘れられない気持ちについては以前書いたのでこちらも参考にしてみてください。

 

menkoiblog.hatenablog.com

 

 

あなたがいつもつらい恋ばかりしてしまう理由

様々な恋愛研究の中で、「どんな人がどんな人を好きになるのか」というものがあるのですが、その中に以下のようなものもあります。

「回避タイプの人は不安タイプの人を好む」

「不安タイプの女性は回避タイプの男性と交際する傾向がある」という研究結果もあります

なぜなら不安タイプの人といると回避タイプの人は「自分は相手のように他人に頼らない自由な存在だ」という思いを強めたり、「他人は自分と近づこうとしすぎるのだ」という思いを増したりします。

不安タイプの人は「相手が思ってくれるよりも自分のほうが相手のことを好きなのだ」

「またがっかりさせられるに決まっている」という思い込みが裏付けられ、

これまで経験してきた恋愛のシナリオ(愛情システムに振り回される)を再び演じることになり、その状況を恋愛だと勘違いし、その状況に惹かれていく

こうしてあなたはいつも自分を幸せにしない人にばかり恋をするのです。

 

不安タイプのあなたにとっていいパートナーとは

「親密で温かく、安定した関係が必要でパートナーにやさしい言葉かけができる人」です。

愛情システムがいつもオンである状態は、「幸せになるための愛」とは真逆の物です。

成長し、生き生きするために、そこから安心や強さをチャージできる「安全基地」になってくれる恋人こそが「あなたを幸せにしてくれる愛」を与えてくれるのです。

愛情システムがオンになって警告を出している状態を恋だと勘違いする自分から目を覚ましましょう。その状態は自信を失い、不安で、相手に執着し、たまに幸せな気がしても、安定した幸せにはたどり着けません。それは恋でも愛でもありません。

 

あなたが幸せになるために恋人にするべきなのは、安定タイプの人なのです。

安定タイプの人は安定した関係を望んでいますし、あなたが求める親密さを与えてくれ、愛情表現がはっきりしているためあなたを不安にさせず、あなたの幸せを気遣い、気持ちを読み取ろうと努力してくれます。

 

相手の恋愛タイプの見分け方についてはこちらに書いています。

menkoiblog.hatenablog.com

 

最後にあなたが幸せになるための5つのアドバイスを贈ります

①自分が相手に求めているものを自覚しましょう

親密な関係になり、安心して二人でいられること、相手をちょっと束縛したいこと

など他の人に言ったら「否定されるかもしれないこと」であっても本当に求めてるものはなんなのか自覚しましょう。その気持ちは決して恥じるべきものではありません。

そして一度ルックスや収入は置いておいてそれに合った人かどうかという視点で恋人候補を考えましょう

②回避タイプの人とはもう付き合わない

何も考えないと自然と吸い寄せられていきます。強く自覚して何としても避けましょう。

危険な恋よりも幸せな恋を目指してほしいです。

③自分らしく振舞いましょう

あなたは本当に魅力的な人です。

繊細なところも、甘えたいところも隠さなくとも意外と受け入れくれる人はいるものです。怖がらずに少しずつ「無理をしていた」自分から「等身大の素直に甘えられるあなた」に変わってみましょう。

④「あなたに合った」いい人はたくさんいます

ついつい僕ら不安タイプは

「あの人じゃなきゃもう無理」「あの人じゃないならもう誰でもいい」

と極端になってしまいがちです。

しかし現実は意外とそんなことはありません。

あなたのことを幸せにしてくれる安定タイプの人は人口の50%もいます!

ですから安心して次のステキな恋人を探しましょう。

⑤過去の恋人のことは忘れましょう

あなたは過去の恋人をいつまで引きずって、いつまで思い出しているのですか?

過去恋人だった人もあなたにそんなことは求めていないし、もうその人はあなたの手の届くところにはいません。

あなたが自分を大切にし、あなたが幸せになる勇気を持ちましょう。

 

 

今日のまとめ

・不安タイプの敏感すぎる愛情システム

・あなたがいつも辛い恋を選んでしまう理由

・不安タイプのあなたを幸せにしてくれるパートナーとは

・終わりに不安タイプのあなたへアドバイス

 

僕も不安タイプだから気持ちはすごくわかります。

だからこそ「幸せになる勇気」を「一歩踏み出す勇気」を持ちましょう

自分が一緒にいて幸せになれる人を見つけてください。

安定タイプは一見今のあなたにとっては魅力的に見えないかもしれません。ですが安定タイプの人たちにチャンスをあげてください。

今のあなたが知らない幸せを体験させてくれるかもしれませんから。